セカンドオピニオンのご案内

セカンドオピニオンのご案内

  • 「バイパス手術やカテーテル治療をすすめられたけれど、不安…。」
  • 「血管を抜いたり、レーザーや高周波で血管内を焼く治療はどんな設備のある施設で受けたらいいの?」
  • 「どんな先生の手術だったら安心できるのか、利害関係のない専門家の意見を聞きたい」

上記のようなお悩みがある方は、当院のセカンドオピニオン受診をご利用ください。
当院では、手術経験豊富な血管外科専門医である院長が、幅広い血管疾患に関するご相談を承っています。患者様のお話をしっかりお聞きした上で、最適な治療方針のご提案やお勧めできる医療機関などについて中立な立場からアドバイスをいたします。お気軽にお問い合わせください。

下肢静脈瘤の手術

下肢静脈瘤の治療は、レーザー治療の登場によって、安全で確実な治療を日帰り手術として受けられるようになっています。ただし、レーザー治療を行うために特殊な専門技能や資格が必要ではないため、血管外科専門医ではない医師が下肢静脈瘤のレーザー治療を行うクリニックも増えています。実際に、手術の必要がないと判断されるケースでも、レーザー治療を無理に進めるケースも存在しています。
下肢静脈瘤でお悩みになっている方が適切な治療を安心して受けていただけるよう、当院では血管外科専門医によるセカンドオピニオンを行っています。適切な判断のために親身にアドバイスを行っていますので、お悩みがありましたらご相談ください。

よくある相談内容

  • 医師の説明がよくわからない
  • 説明を受けても納得できない
  • 症状がないのに治療を無理にすすめられる
  • 症状で悩んでいるのに、静脈瘤ではないと言われた
  • 症状で悩んでいるのに、治療できないと言われた
  • 治療を受けたのに、治っていない
  • 治療を受けた後に痛みが強くなった
  • 治療を受けたのに、すぐ再発した
  • 必要な検査をしてくれない
  • 医師に対する不安や不信感がぬぐえない

など

その他血管に関する病気

当院には入院施設がありません。そのため、下記の疾患に関しては、入院できる適切な高度医療機関をご紹介して、スムーズな治療を受けられるようにしています。また、連携治療によって、術後の外来フォローアップも行っています。当院の院長は高度医療機関で下記の手術も多数行ってきているため、的確なサポートやフォローが可能です。安心してご相談ください。

深部静脈血栓症

深部静脈血栓症とは足の深い場所を走る静脈に血栓ができる病気です。血栓が血流に乗って運ばれて肺塞栓症を起こすエコノミークラス症候群も、深部静脈血栓症に含まれます。
肺塞栓症を発症すると命の危険が生じてしまうため、深部静脈血栓症と診断されたら早急な処置が必要です。長時間のフライトやバス移動など、同じ姿勢で長い時間過ごすことをきっかけとして発症するリスクが高まります。そうした際には、つま先やかかとを上げ下げするなど、下肢を動かしてふくらはぎのポンプ作用をしっかり働かせることで発症リスクを下げられます。適度な運動をこまめに行って、血液循環を促進させましょう。
また深部静脈血栓症は、全身麻酔で腹部・胸部・関節などの手術など受けた後に合併症として生じるケースもあります。肥満している方、術後の安静が長く必要になる方は、血栓ができやすいため、手術を行う時点で血栓症予防を見据えた治療プランを立てることが重要になります。

胸部大動脈瘤

心臓から送り出される血液を運ぶ大動脈の、大動脈基部、上行大動脈、弓部大動脈、胸部下行大動脈に動脈瘤ができている状態です。胸部大動脈は20~30㎜程度の太さですが、血管壁が硬くなって30~40㎜以上にふくらんでいる状態が大動脈瘤です。この大動脈瘤が拡大すると、血管が破裂するリスクも上昇します。
大動脈が破裂してしまうと、循環する血液量が大幅に低下するため、脳をはじめとする重要な臓器に血液が届かなくなってとても危険な状態になります。そのため、一刻も早く緊急手術を行い、動脈瘤を人工血管に置き換える必要があります。そして残念ながら、緊急手術をすぐに行った場合にも、助からないケースが少なくありません。
大動脈の破裂を防ぐためには、大動脈瘤が50㎜よりも大きくなったら速やかな手術が必要です。また、急速に拡大している場合や、他の疾患の状態などによってそこまで大きくなっていない段階での手術が必要になることもあります。
動脈瘤ができても特に自覚症状が現れないため、健康診断で胸部X線検査を受けて、心臓や周囲の血管に異常がないかを確認することが大切です。

腹部大動脈瘤

横隔膜から下の腹部大動脈にコブができた状態が腹部大動脈瘤です。腹部大動脈の直径は20㎜以下ですが、動脈硬化などによってコブが作られ、徐々に大きくなって50㎜以上になったら破裂する可能性があるため手術が必要です。また、急速に拡大している場合や、他の疾患などの状態によって、もっと小さい段階で手術が必要になるケースもあります。
腹部大動脈瘤は自覚症状を起こすことがほとんどありません。そのため、定期的な心臓超音波検査による大動脈チェック、CT検査などによる早期発見が重要です。60歳以上の男性は動脈瘤リスクが上昇することがわかっているため、60歳を超えたら心臓超音波検査を受けるようお勧めしています。

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